アトピー素因の発症のしくみとは!アトピー性皮膚炎の正確な○○が大切です!
2017/09/15
湿疹ができて
かゆいからといって、
必ずしもアトピー性皮膚炎とかぎりません。
対応を間違えないためには、
本当にアトピー性皮膚炎かどうかの
診断を受けなければなりませんね!
僕のアレルギー症状も
最後の方に書きました。
あまり参考にならないかもしれませんが、
ご覧になってください。
発症のしくみ
アトピー性皮膚炎の発症には、
もともともっている体質に加え、
乾燥による皮膚のバリア機能の低下、
皮膚に刺激を与える環境などが絡み合っています。
アトピー素因とは
①家族にアレルギー疾患をもつひとがいる。
あるいは本人がほかのアレルギー疾患にかかったことがある。
②IgE抗体をつくりやすい体質である。
ほかの湿疹と間違えやすい?
アトピー性皮膚炎で
受診する患者さんのなかで多いのは、
単なるドライスキンによる湿疹です。
アトピー素因がなくても
乾燥した肌はかゆくなり、
対応を誤ると
治りにくくなることがあります。
赤ちゃんに多い
脂漏性湿疹やおむつかぶれなども
見た目は似ていますが、
全く別のものです。
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アトピー性皮膚炎の症状とは
①かゆみを伴う
②皮膚症状がある
・湿疹を主病変とする
③慢性的に経過
・よくなったりわるくなったりを繰り返す。
・2ヶ月以上(乳児)、6ヶ月以上(幼児~成人)続く。
同じアトピー性皮膚炎でも、
すこし赤く皮がむけやすくなっている程度から、
強い炎症が広がったものまで。
皮膚の症状は様々です。
<アトピー性皮膚炎の重症度>
・最重症
強い炎症を伴う皮疹が体表面積の30%以上にみられる
・重症
強い炎症を伴う皮疹が体表面積の10%以上、30%未満にみられる
・中等症
強い炎症を伴う皮疹が体表面積の10%%未満にみられる
・軽症
面積にかかわらず、軽度の皮疹のみみられる
<アトピー性皮膚炎の発症率>
・4ヶ月 :12.8%
・1歳6ヶ月 :9.8」%
・3歳 :13.2%
・小学1年生 :11.8%
・小学6年生 :10.6%
・大学生 :8.2%
最後に
皮膚にかゆみのある発疹が現れても、
アトピー性皮膚炎かどうかすぐには判断できません。
アレルギーが根底にあるアトピー性皮膚炎は、
慢性的に続くのが特徴です。
乳児なら2ヶ月以上、
もう少し大きい子なら
半年以上経過をみなければ、
正しい診断はできません。
なお、「発疹」は皮膚に現れる
ブツブツなどの病変を指す言葉です。
病名としては、
「発疹」、「皮膚炎」といいます。
僕の場合で恐縮なのですが、
アレルギーの症状は、
アレルゲン(原因物質)の接触後、
しばらくたってからあらわれることもあります。
早朝に赤いブツブツ(蕁麻疹)がでる
僕の場合がぴったりなのです。
これを遅発型アレルギーっていうみたいです:^^;
僕は近くの町医者で、血液検査を受診しました。
結果、
甲殻類(エビカニ)とハウスダストに
陽性3の反応が出ました。
そして、しばらくは、
エビカニ類は食べないように(除去)に言われました。
それから半年間、
エビカニ類を食べていませんが、
それでも早朝に赤いブツブツが出ることもあります。
反応までの時間が長い場合、
IgE抗体の働きと別のしくみで
症状が起こる場合もあると考えられますが、
はっきりしたことは分かっていませんが
アレルギーとは長い付き合いになって
根気と覚悟が必要ですね:^^;
でも、あなたに大事なことは、
早期にその原因物質を特定して、
適切な処置を確認して
しっかりと対処していくことですね!
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