知って役立つ、僕のアレルギー体験記

僕は小さいころから”アレルギー体質”で結構長い間苦労しました。と、いうか、今もそうなんですが・・・。そんな僕の ”アレルギー体験談” と ”あっ、そうだったの” と知って納得の気づきをお伝えします!

難病

パーキンソン病の症状!その後の経緯と治療法のポイントは?

2017/11/14

パーキンソン病って、聞いたことはありませんか?

パーキンソン病は、
脳の異常のために、体の動きに障害があらわれる病気です。

現在、日本には約15万人の患者さんがいるといわれています。

振戦(ふるえ)、動作緩慢、筋強剛(筋固縮)、

姿勢保持障害を主な運動症状とする病気で、

50歳以上で起こる病気です

時々は40歳以下で起こる方もあり、
若年性パーキンソン病と呼んでいます。

この記事では、難病情報センターの

「パーキンソン病の解説」

一般の利用さん向けにわかりやすくお伝えします。

パーキンソン病(指定難病6)

 

 

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患者さんはどのくらいいるのですか

10万人に100人~150人くらいです(1000人に1人~1.5人)。

60歳以上では100人に約1人(10万人に1000人)で、

高齢者では多くなりますので、
人口の高齢化に伴い患者さんは増加しています。

 

 

 

どのような人に多いのですか

嗜眠性脳炎などの後遺症として起こった記録もありますが、
ほとんどの方では特別な原因はありません。

神経細胞の中に

αシヌクレインというタンパク質が
凝集して溜まることが原因となることが分っていますが、

食事や職業、
住んでいる地域など、
原因となる特別な理由はありません。

 

 

 

原因はわかっているのですか

大脳の下にある
中脳の黒質ドーパミン神経細胞が減少して起こります。

ドーパミン神経が減ると体が動きにくくなり、
ふるえが起こりやすくなります。

ドーパミン神経細胞が減少する理由はわかっていませんが、

現在はドーパミン神経細胞の中に

αシヌクレインというタンパク質が凝集して蓄積し、

ドーパミン神経細胞が減少すると考えられています。

このαシヌクレインが増えないようにすることが、

治療薬開発の大きな目標となっています。

 

この病気は遺伝するのですか

遺伝はしませんが、

若く発症される方の一部では
家族内に同じ病気の方がおられ、

遺伝子が確認されています。

 


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どのような症状がおきますか。

手足がふるえる

ふるえ(振戦)、筋強剛(筋固縮)、

動作緩慢、姿勢保持障害が主な運動症状です。

ふるえは静止時の振戦で、

椅子に座って手を膝に置いている時や
歩いているときに、手に起こります。

動かすとふるえは小さくなります。

筋強剛は自分ではあまり感じませんが、

他人が手や足、頭部を動かすと感じる抵抗を指しています。

 

動作が遅い

動作緩慢は動きが遅くなることで、
同時に細かい動作がしにくくなります。

最初の一歩が踏み出しにくくなる

「すくみ」が起こることもあります。

 

バランスが保てなくなる

姿勢保持障害は
バランスが悪くなり転倒しやすくなることです。

姿勢保持障害は
病気が始まって数年してから起こります。

最初から起こることは無く、

病気が始まって2年以内に
姿勢保持障害が起こるときには、

進行性核上性麻痺などの
パーキンソン症候群の可能性があります。

 

非運動症状がでる

運動症状のほかには、

便秘や頻尿、発汗、易疲労性(疲れやすいこと)、

嗅覚の低下、起立性低血圧(立ちくらみ)、気分が晴れない(うつ)、

興味が薄れたり意欲が低下する(アパシー)などの症状も起こることがあり、

非運動症状と呼んでいます。

 

 

どのような治療法がありますか

治療の基本は薬物療法です。

ドーパミン神経細胞が減少するため、

少なくなったドーパミンを補います。

 

ドーパミン前駆物質のL-dopaを服用

L-dopa
腸から吸収され血液脳関門を通って脳内へ移行し、

ドーパミン神経細胞に取り込まれてドーパミンとなります。

その後シナプス小胞にとりこまれ、
運動調節のために放出されドーパミン受容体に作用します。

ドーパミン受容体刺激薬は
ドーパミン神経細胞を介さずに、

直接ドーパミン受容体に作用し、
少なくなったドーパミンを補う作用があります。

ドーパミン神経以外の作用薬には、

アセチルコリン受容体に作用する

抗コリン薬、

グルタミン酸受容体に作用するアマンタジン、

アデノシン受容体に作用するイストラデフィリン、

シグマ受容体に作用するゾニサミドがあります。

 

また、L-dopaの作用を強める代謝酵素阻害薬があります。

L-dopaが腸、肝臓、血管内でドパミンに変わるのを防ぐ

ドーパ脱炭酸酵素阻害薬(DCI)(カルビドパ、ベンゼラジド)、

同様にL-dopaが脳に入る前に分解されるのを防ぐ

カテコラミン-O-メチル基転移酵素阻害薬(COMT-I)(エンタカポン)、

脳内でドパミンが分解されるのを防ぐモノアミン酸化酵素阻害薬(MAO-I)(セレギリン)があります。

いずれもドパミンの作用を強めるように働きます。

DCI,COMT-IはL-dopaとの合剤もあります。

 

手術療法

手術療法は脳内に電極を入れて
視床下核を刺激する方法が最もよく行われます。

視床下核は運動を抑制していると考えられ、

ここを刺激して視床下核の機能を麻痺させると
運動の抑制がとれて体が動きやすくなります。

薬で治療しても

振戦の強い方やウェアリングオフという、
薬の効果が持続しない方で効果が期待されます。

体を動かすことは体力を高め、
パーキンソン病の治療になります。

激しい運動ではなく、

散歩やストレッチなど、
毎日運動を続け体力を高めることは重要です。

また、気持ちを明るく保つことも重要です。

気分が落ち込むと姿勢も前かがみとなり、

動作も遅くなります。

私たちが意欲を持って行動する時は
脳内でドーパミン神経が働いていると考えられています。

日常生活の過ごし方も大事な治療ですので、
是非工夫してください。

 


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どういう経過をたどるのですか

治療薬が研究開発され、

現在のパーキンソン病の平均寿命は
全体の平均とほとんど変わらないと考えられています。

転倒による骨折や
他の病気をしないことは

パーキンソン病の経過にとても大事です。

誤飲して肺炎を起こしたり、
便秘して腸閉塞を起こすこともあります。

食事は楽しんで、よくかんでゆっくり食べましょう。

排便調節に注意を払い、
週に2回以上は排便があるように体調を保ちましょう。

 

 

 

日常生活でどのような注意が必要ですか

運動、睡眠、食事、薬が基本です。

運動は健康維持に必須です。

はげしい運動ではなく
散歩やストレッチをお勧めします。

散歩は
1日8000歩を目安にできるとよいと思いますが、

自分の体調に合わせて計画してください。

ストレッチは姿勢の維持に役立ちます。

前かがみや斜め横になる姿勢が起こりやすくなります。

自分ではまっすぐと感じる姿勢が、

実際には斜めになっていることが少なくありませんので、
できるだけ鏡を見て姿勢を良くしましょう。

自分では大丈夫と思っていても

転倒が起こりやすいので、
躓くようなものは片付け早めに手すりを付けます。

小さな楽しみを作って、
毎日を工夫して過ごしましょう。

私たちは年を取ると病気が増えます。

病気は大変ですが、
病気をしても楽しんで若い方に生き方の手本を示しましょう。


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